久しぶりに映画館に足を運んで映画を観て来ました。
ナルニア国物語 第1章 ライオンと魔女
公式HP http://www.disney.co.jp/movies/narnia/shell_content.html
指輪物語と双璧をなす大作ファンタジー
ネタバレは多分無いので安心してどうぞ!
近年、ファンタジー小説(特に児童向け)の映画化が進んでいます。
指輪物語然り、チャーリーとチョコレート工場、グリム童話関連、そして今回のナルニア国物語
こうしたファンタジー小説の映画化
それは、欧米人の観点から言えば、おそらくこんな感じではないでしょうか?
「誰もが知ってるあの話を遂に映像化!」
これは、かなり的を得た考え方だと思います。
特に英語圏の人間の場合、指輪物語、ナルニア国物語はかなりの多くの人間が読んだことがあると言えます。
しかし、日本の場合もそうですが、どんなに有名な小説だからといってその物語がどの国でも広く読まれているとは限りません。
しかし、メディアはそんなことお構いなく映画を売り出すわけです。
そこで私達はこのような選択に迫られるのではないでしょうか??
「映画を観るのが先か?本を読むのが先か?」
本を読めば、映画の展開がわかってしまいます。
しかし本を読むことにより、その物語に深く入り込めるのもまた事実です。
ミステリーものの映画であれば、先の展開が読めてしまっては面白みがないので映画を先に観るほうがお勧めだと思います。
ではナルニア国物語のようなファンタジー映画はどうでしょうか?
指輪物語の映画は非常によくまとまっており、本を読んでいない人間でも非常に楽しめる作品に仕上がっていたと思います。
ハリーポッターは妹の談によると、第3作「アズカバンの囚人」は本を読んでいないと内容がさっぱりわからない。対照的に第4作「炎のゴブレット」は非常に良く出来た作品だったとのこと。
では今回のナルニア国物語はどうなのか・・・?
個人的な意見ですが
原作を読んでから観たほうが良いかと・・・
上映時間は2時間半だったのですが、確実に3時間にするべきだったと思います。
映像は素晴らしく、子役の演技も満足でき、フォーン・ケンタウルス・物言う獣達など、ナルニア国独特の世界観は非常によく造りこまれていたと思います。
ただ、弱冠内容を詰め込みすぎたような印象を受けました。
今回は私を含めて3人(内2人は原作を読破済み)で映画を観に行ったわけですが3人ともに同じような印象を受けました。
上映時間を増やすか、或いは思い切ってナレーションを入れても良かったかもしれません。
何様のつもりでこんな偉そうなことをほざいているのかわかりませんが、決してつまらない映画ではないと思います。
興味のある方は足を運んでも損はありません。
第2章 カスピアン王子の角笛 は映画化されるのかな?